空気が乾燥して髪の毛がパサパサ……。広がったり、うねったりするこの季節に取り入れたいのがトリートメントです。
傷んだ毛先を補修して、ツヤを与え、手触りをよくしてくれる効果があります。
トリートメントはいくら高価なものでも、使い方によっては十分に効果が発揮できないことがあります。今回はトリートメントの効果が倍増して“ちゅるん髪”を叶える魔法のテクニックを3つご紹介していきます。
■1:トリートメント剤を温める
髪の毛のキューティクルは温めると開いてきます。スキンケアのとき美容液やクリームを温めて使うと肌への浸透がよくなりますよね。ヘアケアもスキンケアと一緒でトリートメントを人肌程度に温めると補修成分が髪の毛へ浸透しやすくなります。
トリートメントが流れないよう、シャンプーの後は軽く水気を切っておきましょう。トリートメント剤を手に取ったら、手のひらで温めてから、髪の毛に塗布していきます。それだけでも効果が倍増します。
■2:コームを使って丁寧に毛先に塗る
トリートメントをパッと塗って流してしまっては、どんな有効成分でも効果が期待できません。丁寧に馴染ませ、しっかり既定の時間を置くことが大切です。
トリートメントを手で塗布したら、コームを使って一本一本に届くようにまんべんなく塗っていきます。こうすることでトリートメント剤が髪の毛一本一本に浸透します。
髪の毛は生えてから時間が経った毛先の方がダメージを受けているので、毛先には重ねづけします。ヘアアイロンなどでサイドの毛の傷みが気になる人は、サイドに重ねづけしましょう。トリートメントは頭皮にはつけないように注意しましょう。
■3:手のひらでギュッと揉み込む
スキンケアで乳液や美容液をハンドプレスするのと同様に、ヘアケアでも髪の毛にトリートメント剤を揉み込んで補修成分の浸透を高めましょう。
トリートメントを塗布したら手のひらの温度を活用し、軽く圧をかけて補修成分を揉み込んでいきます。毛先を中心にギュッと揉んで、有効成分を髪の毛に浸透させることで、潤いのあるサラツヤヘアが期待できます。
時間に余裕があるときは、シャワーキャップをかぶって、自宅で簡単スチームトリートメントをしましょう。5〜10分ほど時間を置くことで、乾燥ダメージを受けた髪の毛を補修することができます。
ヘアケアはいつものバスタイムにできます。また、乾燥対策にヘアオイルやミルクなどのアウトバストリートメントも活用することで、さらにツヤのあるサラサラヘアをキープできますよ。
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